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2025年11月14日金曜日

森の奥で見つけた宝物:子どもたちと本の出会い

本日、1年生の子どもたちが市図書館より「セカンドブック事業」として、素敵な図書を一人一人贈呈されました。図書の贈呈に先立ち、図書館の方々が「読み聞かせ」「パネルシアター」「紙工作」など、心躍る活動をしてくださいました。

物語の世界に引き込まれる読み聞かせ、似た動物をヒントで見つけるパネルシアター、そして自分の手で形を作る紙工作。どの活動にも、子どもたちの歓声が響き渡り、笑顔があふれていました。

贈呈された本は、子どもたちにとって「自分だけの一冊」。これからの読書の入り口となる、大切な宝物です。本を手にした瞬間のまなざしは、まるで森の奥で新しい冒険を見つけたような輝きでした。

この一日が、子どもたちの「本が好き」という気持ちの芽を育ててくれることを願っています。図書館の皆さま、心温まる時間をありがとうございました。




2025年11月12日水曜日

鮭のうまみを味わう:ふるさと学習のひととき

本校の8年生が、ふるさと学習の一環として、歯舞漁業協同組合様からご提供いただいた鮭を使い、鮭フレーク作りに挑戦しました。

素材の味を大切にしながら、鮭本来のうまみを引き出すよう工夫し、フライパンを使って丁寧に調理しました。鮭の香ばしい香りが広がる中、仲間と協力して作り上げた鮭フレークは、まさに地元の恵みを感じる一品となりました。

このような貴重な学びの機会をいただけるのも、歯舞漁協様をはじめとする地域の皆様のご支援・ご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。

手作りの鮭フレークは、その日のうちに給食で美味しくいただきました。ふるさとの味を噛みしめながら、地域とのつながりを改めて感じる時間になることでしょう。



2025年11月11日火曜日

児童生徒の学びの結晶:地域と歩む税の学び

本日、歯舞学園は根室税務署より「税に係る教育」に関する長年の貢献を認められ、校長室で感謝状の表彰を受けました。学校代表として校長が賞状とカップを受け取り、児童生徒の努力と学びの成果が形となったことに、深い喜びと誇りを感じています。

表彰式では税務署長より、これまでの取り組みに対する感謝とともに、今後の活動への期待の言葉をいただきました。校長からは、この表彰は本校の児童生徒に対する評価であり、今後もより一層精進してまいりますと、決意を新たにする話がありました。

賞状とカップは、初等部校舎玄関のメモリアルコーナーに飾っています。

歯舞学園では、これからも、社会の一員としての意識を育む教育を大切にし、地域とともに歩んでまいります。


 

2025年11月5日水曜日

校内研修:放課後研修で深める「寄り添う支援」と「伸ばす指導」

今日の放課後、全職員で研修を行いました。テーマは「学習アンケートの分析」。それぞれの子どもたちが抱える困り感にどう寄り添い、どのようにそのがんばりを引き出していくか――私たちが日々向き合っている大切な問いについて、じっくりと話し合いました。

研修では、学習面だけでなく、心の動きや人との関わり方など、子どもたちの成長を多角的に捉える視点が共有されました。「できないこと」ではなく「できるようになりたい気持ち」に目を向けること。その気持ちに応える支援のあり方を、職員一人ひとりが真剣に考える時間となりました。

子どもたちの小さなつまずきに気づき、そっと手を差し伸べること。努力の芽を見つけて、光を当てて育てること。そんな支援と指導を、これからも職員一丸となって取り組んでいきたいと思います。





2025年10月30日木曜日

6年生、鮭とばづくりに挑戦!:「はぼまい学」で地域の恵みにふれる

本校の総合的な学習の時間「はぼまい学」の一環として、6年生が鮭とばづくりにチャレンジしました。歯舞漁協の皆さんを講師にお招きし、鮭を自分たちの手で捌くという貴重な体験をさせていただきました。

鮭とばとは、鮭を丁寧におろし、縦に細く切って干すことでつくる保存食。昔からこの地域で親しまれてきた、知恵と工夫が詰まった食文化です。子どもたちは最初こそ緊張していましたが、講師の手ほどきを受けながら、真剣な表情で鮭に向き合っていました。

作業を通して、海の恵みをいただくことのありがたさ、そしてこの地域に根づく暮らしの知恵にふれることができました。自分たちの手でつくった鮭とばが完成する頃には、子どもたちの表情にも安心した様子がにじんでいました。

この体験を通して、子どもたちが「この地域に住んでいることの良さ」や「自然の恵みへの感謝の気持ち」を感じてくれたら嬉しいです。これからも「はぼまい学」を通じて、地域とともに学びを深めていきたいと思います。



2025年10月29日水曜日

地域の海とつながる学び:漁協の授業から広がる未来

本日、本校9年生を対象に、歯舞漁業協同組合の方を講師としてお招きし、特別授業を行いました。授業では、近年の漁獲量の変化や、それに対する漁協の取り組み、さらには商品のブランド化に向けた工夫など、地域の漁業を支える多岐にわたる内容を丁寧にご紹介いただきました。

「地区にないものを無理やりやるよりは、あるものを掘り起こしながらその特性を活かす」という言葉がとても印象に残りました。

生徒たちは、実際に地域で活躍されている方の言葉に耳を傾けながら、海の恵みとそれを守る人々の努力に触れ、地域の魅力を再発見する貴重な時間を過ごしました。

この学びをもとに、9年生は学習の集大成として「地域活性化プラン」の作成に取り組みます。歯舞漁協の取り組みから得たヒントを活かしながら、自分たちの視点で地域の未来を描いていく予定です。

地域と学校がつながることで、学びはより深く、そして豊かになります。これからの生徒たちの発想に、どうぞご期待ください。



 

2025年10月28日火曜日

歯舞学園のハロウィーンナイト:美術部の魔法が図書ホールに!

校内図書ホールがいつもと違う雰囲気に包まれました。

美術部の皆さんが心を込めてハロウィーンの装飾をしてくれたのです!カボチャのイラスト、ちょっぴり不気味でかわいいおばけたち、そして秋らしい色合いのディスプレイ…まるで物語の中に迷い込んだような空間になりました。

美術部の皆さん、本当にありがとうございました。細部までこだわった演出に、新しい発見があります。明日登校してくる児童生徒たちが、どんな表情でこの空間を楽しんでくれるのか…今からとても楽しみです。

季節の移ろいを感じながら、学びの場が少しだけ特別になる。そんな素敵な時間を、美術部の皆さんが届けてくれました。感謝の気持ちを込めて、ここに記しておきます。