本日、本校7年生が根室市危機管理課の方をお招きし、総合的な学習の時間に防災について学びました。今回の活動では、北海道が作成した「避難所設営ゲーム」にグループで取り組みました。
このゲームは、北海道ならではの寒冷な気候や、東日本大震災の経験をもとに作られており、避難所を開設・運営する際に直面するさまざまな課題を体験的に学ぶことができます。生徒たちは、限られた資源やスペースの中で、どのように人々が安心して過ごせる環境を整えるかを真剣に考えながら取り組みました。
グループで話し合うことで、個々の視点が広がり、さまざまなアイディアが生まれました。「高齢者のために静かなスペースを作ろう」「ペット連れの方への対応はどうする?」など、実際の避難所運営に必要な配慮についても意見が飛び交い、協力することの大切さを改めて実感する時間となりました。
災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ、今日のような学びを通して、自分たちにできることを考え、備える力を育てていくことが大切です。生徒たちの真剣な表情と活発な意見交換が、未来への力強い一歩となった一日でした。

